前回、東日本大震災で延期になり、変ったその日は別件で参加できず・・・・二次戦物のお気楽ゲームという事で気になっていたケ号作戦、今回ようやっと参加する事ができました。場所は御殿場――また遠いなぁ・・・・(苦笑)
しかし、現在は事情があって時間に大変ゆとりがある身。行きはともかく、帰りを気にする必要が無いのがまさにお気楽(爆笑) 当然、前夜から参加です。

いつもの通り、首都高を越えたら有料道路で行くつもりなので、午前中に出れば問題なく明るいうちに着くはず――でした。予定は未定で決定ではないという言葉があるとおり、思った通りにいかないのがこの私。缶コーヒーや古本の安売りに負け、出発したのが予定をはるかにオーバーした午後になってしまったのでした。しかし、まだまだ挽回のチャンスはあります。渋滞を上手く回避できれば、それこそ下道でも問題ないんじゃないかってくらいな感じでした。
事実、居住地千葉県を出るまでは順調だったのです。(まぁ、多少道に迷ったというのはオフレコで (笑)) 都内の渋滞も想定内。後は有料に乗ってひとっ飛び――という筋書きでした。ところが、そうする前の段階で大間違い。何を勘違いしたのか予定した道とはまったく所を走っていたのです。地図をよく確認しなかった結果でした。当然有料道路なんて見えやしない(笑) 大幅な針路変更をしてどうにか有料に乗り、目的のインターにたどり着いたときには、すでに辺りは暗くなってしまっておりました。

そしてここからがまた一苦労。夜の知らない道。もうどこが何やらわかりません。手元には手書きの地図ただひとつ。これを頼りに目的地を目指します。が、これがまたよくわからない。行けども行けども目印が出てこない。

「間違ってるんじゃないか、これっ!!」

さんざん走り回ってわからず、キレかけて携帯GPSを頼りに地図を見直してみると――間違ってました。自分の見方が。高速の出入り口って道路違ってたのね・・・・(苦笑)
そこまでわかれば後は簡単。ひたすら直進して目印のコーヒーハウスを曲がり、乗馬クラブの先を左折するのですが、やはり真っ暗でわかりずらい。それらしい角に軍服姿の人影とキューベルワーゲンが止まっていたのを華麗にスルー

キューベルワーゲン!?

慌てて引き返すと、やはりそうでした。道案内に立っていた主催者様でした。ちょうど先行車がおりましたので、その後についていって何とか無事に到着する事ができました。しかし、その途中の道の悪い事。先の震災と台風などの大雨で削られてしまったんでしょうね。見えないだけにガリガリ擦ってしまいました。泥よけですけどね、きっと。

会場に着いてみると、見た目にコユイ人たちが数人。ドラムカンの焚き火を囲んでこれまたコユイ話に興じておりました。すでにほとんどの方が軍装に着替えておりましたが、日本軍予定の自分は巻きゲートルがめんどくさいのでそのままの状態で参加します。といっても、顔見知りもいない中、遠巻きにしていただけですが(苦笑) 

     
  ●闇夜の宴会?

かなり怪しい雰囲気プンプン。実際、怪しかったけど(笑)

     


その後、私にもわかる話題が出た事もあって、何とか仲間に入る事ができました。そうしてひたすらコユイ話をしながら夜は更けていったのでした。

翌朝。わかっていた事とはいえ、その寒さが半端無い。毛布を用意していたのだけれど、荷物の下になってて取り出せなかった・・・・(TT まぁ、コートその他でどうにかしのげたから問題なかったけど。

     
  ●当日の朝焼け

朝焼けは天気が悪くなるっていうけど・・・・大丈夫か?

     

そうして凍えながら起き上がると、朝食の準備をしながら着替えます。今回は日本軍。ゲートルを巻くのが難しい――というか上手く巻けない。まぁそれなりに見えればいいんだよね、こういう場合(笑) なにせ今回は天下に正式小銃38年式歩兵銃さまのデビュー戦なんですから。そっちの方に気合が入ってしまうものですから(苦笑)
ヤフオクで見つけて、酔った勢いで落としたktwの一品、38年式小銃。えぇ、後悔なんかしていませんとも・・・・カッコいいしねぇ。楽しみですよ(笑)

     
  ●朝風景

着替えて準備万端。でも、なんか怪しい(笑)

     

そうして開会を待っていると、やたら重厚かつやかましいエンジン音が響いてきたのです。音のするほうを見ると――

「あっ、ラビット号!!」

そうです。目前の林の向こうから軽快に走ってくる一台の奇妙な影。キャタピラ付きのオート三輪のような姿をしたそれは、あのケッテンクラートだったのです。昔、タミヤのプラモデルでダイキャストエンジンの接着に困りながら造った、あのケッテンクラートです。しかもレストアされたオリジナル。ドイツ軍好きの陸屋さんにはたまらない一台です。それはその場にいたほかのドイツマニヤも同じ事。砂糖に群がる蟻のごとく集まったのでした。中には試乗する人たちもいて、盛り上がりました。やぁ、キャタピラはいいねっ!

     
  ●ケッテンクラート

通称”ラビット号” 本物はやっぱりかっこいいね。

     

盛り上がったといえば、戦時オリジナル、戦後レプリカ等のキューベルワーゲンも4台来ていて、これまた大試乗会となっておりました。中でも、ロシアの赤旗をなびかせて走る勇姿はなかなかにシュールな絵で面白かったです。終戦時はあんな感じだったんだろうなぁ(苦笑) 
これは私もオリジナルに試乗しましたが、さすが軍用。質実剛健を具現化した一品でした。乗り心地なんて二の次、とにかく走ればいいやという、気分はなんかロシア軍といった感じ。カッコいいけど、乗るもんじゃないよ(苦笑)

     
  ●キューベルワーゲン

たぶん戦後レプリカ。でも、やっぱりいいね。

     
  ●キューベルワーゲン そのに

こちらは大戦オリジナル。違いわかんね(苦笑)

     
     
  ●マキシム重機関銃

ひっそりと置かれていた一品。
実物? 重さも迫力も凄いです。
これをフィールドまで持ち込む根性も凄いです(笑)

     

などとしているうちに、ゲーム開始の時間となったのでした。
参加人数は30名ちょっとで、フィールドの広さのわりに少なかったです。が。ゲームとしては問題なし。ただ、やたらとドイツ軍が多く、肝心の連合軍側が不足するという始末。米軍なんて一人だったもんね(笑) というわけで、もうわけのわからない国別チーム別けとなったのでした。

     
  ●開会式

人数はともかく、軍装バラバラ(笑)

     

第一ゲームはドイツ・日本同盟VSその他の国という振分けでした。にもかかわらず戦力比は二倍以上(苦笑) カウント制の復活戦で、全滅したら終わりというシンプルなものでした。ついに38式ゲームデビューです。
最初は陣地防衛戦という事で、こちらが相手を待ち構えます。アンブッシュですからこちらが有利なはずなのですが、ドイツ軍ならともかく、こっちはコッキング。電動ガンの敵じゃありません(笑) なもんだから開始前に釘刺されました。

「カウンターなくなるまで突っ込むんじゃないぞ!」

     
  ●ゲーム開始

スタート地点集結。
ブッシュも濃くて広いフィールドです。

     

わかりましたと答えても、そこはやっぱり日本軍。敵の姿を見つけると黙ってはいられません。突っ込めないなら、ひたすら撃つべし、撃つべし、撃つべし!! と、ここで奇跡が起こりました。いえ、奇跡を目の当りにいたしました。弾がまっすぐ目標に向かって飛んでいくではありませんか。そして当たる――

神だ。神がおられるぞ、この銃には!!

おおおぉぉぉ、さすがは現人神様は天皇陛下より拝領した38年式小銃。素晴しい高性能ぶりです。噂には聞いていましたが、ここまで凄いものとは思いもしませんでした。すげーよ、VSRと価格面で両極端といえる銃ですな。よかったぁ〜
なもんだから、ますます調子に乗ってその後も二人をゲット。1ゲームで合計三人。スゲー俺(爆笑)
しかし、そんなまぐれにも似た幸運も長くは続きませんでした。

続く第二ゲーム。調子よく撃っていたそのときです。突然動かなくなってしまったのでした。弾詰まりかとも思いましたが、何をやっても引き金はおろかボルトすら動きません。

壊れた!?

嫌な言葉が脳裏を過ぎります。特に修理する事は問題ないのですが、最悪帰ってこないかもしれない心配があるものですから・・・・って、いいんかなそんな事いって(笑)
ともかく、使えない銃をいじっていると、作戦変更の指示が出たのです。

「膠着してるから、もういいや。お前ら(日本軍)は敵陣目指して突っこめ。嬉しいだろ?」

呆れたような指揮官の言葉に、待ってましたの一言です。急に水を得た魚のごとく奮い立つ一同。

「よし、それではこれより突撃をおこなう。総員、着剣!!

部隊長の叫び声に、実際にはできないので真似事のみ。でも、ワクワクの瞬間です。

「目標、前方50メートル先の丘。進めー!!」
うぉぉぉぉ〜

合図と共にとび出す日本兵。ひたすら目的地へと迫ります。その間なぜか相手も撃ってきませんでした。

「?」

不思議に思いつつ目標に踏み込んだ瞬間でした。

ウラァ〜

わきあがるかけ声と共にロシア兵も突っ込んできたのです。その後からはまさかのフィンランド兵(笑) いきなり白兵戦開始です。双方入り乱れて殴りあった結果は見事に共倒れ。
最終的に勝敗を決めたのは、後からやってきたドイツのロシア義勇兵のサブマシンガンでしたとさ(苦笑) このとき至近距離で撃たれてちょっと怪我してしまった人もおりましたが、それはつきもの。血豆(?)ですんでいたようなので問題なし。ただ、気をつけた方がいいかもね、銃を撃つ人は。
いやぁ、まさか銃剣突撃ができるなんて思いもしませんでした。しかも相手もつき合ってくれるなんて。これだけで日本軍やってる甲斐があるというものです。楽しかったぁ〜

続いて第三戦が行われましたが、残念な事に私は不参加。サンパチの調子の確認です。たまたま説明書を持っていたので恐る恐る分解してみましたが――まったくわからない。というか、細かく分解すると部品を無くしそうで怖かった。なのでこの場は素直に諦めます。帰ったら入院コースだな、こりゃ・・・・仕方ない・・・・

という事で午前中のゲームが終わり、昼休みになりました。主催者様が用意してくれた豆のスープをご馳走になり、のんびりと休んだのでした。この頃から天候も怪しくなり始め、ポツリポツリと降り始めてきたのでした。

「今度が最後のゲームになってしまうかもしれません」

午後一番のゲーム、段々降り始めてきた雨に、主催者の声が寂しく響きました。
しかし、もっと寂しいのは自分の方で、神様の銃38式が使えなくなり、万が一の予備として持ってきていたステンガンを使う羽目になってしまったのですから。でも、仕方ない。気を取り直してゲームに望んだのです。が、やはりここでもトラブル発生。弾が引っかかって上がってこなかったのです。おかげで空撃ち、見事に返り討ちに合ってしまいましたとさ、トホホ・・・・

     
  ●散開

やっぱりドイツ軍は強かった。火力が違うよ(苦笑)

     
  ●お決まりの戦果あさり

よくある光景だけど、なんか国が違うんじゃないかな?(笑)

     

こうして間抜けな事をしているうちに、ついにこの日の予定はすべて終了となってしまったのでした。あー、なんか物足りない(苦笑) でも、楽しかったから、まぁいいや。
次回は来年の5月頃らしい。また参加したいな。もちろん日本軍で(笑)

 
 

 

 

 

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