今年初、ついにゲームをする事ができました。

本来ならば先々月中にも予定していたのですが、例の大震災の影響で軒並み自粛という名の延期となってしまっていたからです。これがただのゲームならば別段「残念」の一言で済んでしまうのですが、ヒストリカルというコスプレゲームですから、その費用たるやそれなりにかかってしまっているもので・・・・けっこう痛いんですよね、その出費(でも、買った事自体は後悔の欠片もありません 苦笑)

それも長年の憧れだった旧日本軍で――です。事の始めは、偶然手に入れる事のできた戦闘略帽からでした。子供の頃から欲しかったのですが、自分で買える年齢になった頃には、もうサイズがありませんでしたのです・・・・被れずに乗っかっているだけ・・・・さすがにこれは悲しかったですよ。
しかし、逆を返せば、それが手に入らなかったからこそ歯止めが利いていたというのもまた事実。この件に限らず、基本ヘルメットよりも略帽の方が好きなので、まづはそこからというのが最優先事項だったからです。
が、事態は急転直下。予想外な被れる略帽の登場により、すべての歯車が狂ってしまったのでした。まさに鉄壁だったはずの防潮堤が何の役にも――(以下自粛)

というわけで、気がついたらほんの数週間でそれらしい装備が揃ってしまっていたのでありました。個人的にはあまり考証にはこだわらなく「らしけりゃいいジャン」という考えなものですから、その装備といっても甚だ怪しい物なんですけどね (苦笑)
しかし、ここで問題が。旧日本軍の装備について甚だ怪しい知識しか持っていないという事に思い当たったのです。基本装備こそ知っていましたが、南方装備なんてまったくわかりません。いったいどんなんなん? NETで調べてもどうも要領を得ません。他の国の軍隊ならすぐにわかるのに・・・・敗戦国ならではの軍事アレルギーからなんでしょうかねぇ。何か残念です。
だからといって判らないままでいいという事ではないので、四苦八苦した挙句に、どうにかおかしくない程度の装備について知る事ができました。

やばいかも・・・・

そのときまでに持っていた装備では、ちょっと合わないかも知れないという不安に駆られてしまったのです。しかし、そこは捨てる神あれば拾う神あり。探していた防暑衣に見えない事も無い古着のシャツを見つけ、何とか(気分的に)間に合わせる事ができたのでした。ふう、よかった・・・・(苦笑)

こうして一抹の不安を抱えながらも、夢の皇軍デビュー当日を迎えたのでした。

前日は日付けが変わる頃まで呑んでいたくせに、起きるのは移動の都合で午前4時過ぎという、いつもながらのハードスケジュール(苦笑) だけれども、当然予定どうりに行くわけも無く、出発したのは1時間以上後の事でした(笑)
しかし、さすがのこの時間。いつもならば渋滞上等な所なのですが、すいすいと何の問題も無く移動できてしまい、なぜかほぼ予想通りの時間に到着する事ができたのでした。あぁよかった・・・・

会場に着いてみると、前泊らしいたくさんの車と人の姿がありました。できるなら私も前泊したかったんですがねぇ――仕事で無理でした。
それはともかく、車を止めるとさっそく準備開始です。着替え自体は特に問題は無かったのですが、やはりゲートルには手こずりました。事前に練習はしていたんですが、どうしても思ったように巻けない。まぁ、そこは所詮お遊びだからと『らしければいいや』という妥協であえなくスルー。
どうにかこうにかカッコをつけたそのときでした。不意にやたらとガタイのいい男が現れたのでした。雪駄で兵隊服にはだけたシャツといういでたち。これで眼帯をしていたら、間違いなく涙橋の住人だと思った事でしょう。しかし無造作に軍袴に突っ込んでいた45オートが如実にそれを拒んでいた事に気づいたのです。

あ、リアル暴力○将だ・・・・

人によっては<兵隊ヤクザ>とかいってましたが、個人的にはやっぱり暴力大将の方に軍配を上げたいです。ホントそっくりだと思う・・・・(苦笑)

しかし実態は、このイベントでは名実および見た目も重鎮のKAMIKAZE氏でありました。うーん、こういう姿は似合うよなぁ(笑)

「おはようご□○△×」

まだ半分寝ぼけているのか、後半は何をいっているのかよく判らなかったというのはナイショです(笑)

まぁ、そんなこんなありながらもどうにかこうにか準備を進め、どうにかカッコがついてゲーム開始まであと少しとなったときでした。たむろしている参加者の姿を見てみると、ないだか妙に違和感を覚えたのです。

あれ? 見渡す限りカーキ色・・・・

そうなのです。目につく軍装のほぼ全てといっていいほどが日本軍だったのです。ベトナム戦になれば圧倒的にアメリカ軍の姿が多いのですが、なぜにここまで日本軍が多いのでしょうか? まぁ、コスプレしても一番おかしくない軍隊ではありますけれど・・・・(苦笑) 事前には、ほぼイーブンと聞いていただけに驚きでした。ベトナム戦ではいつも劣勢にただされているだけに、なんともいえない気分です。ま、いっか(爆笑)

   
  ●開会式

ご覧のとおりなぜか日本軍ばかりなり。
太平洋戦線は海兵隊が主力。やっぱり少ないか(笑)

     

実戦力比3:1で日本軍が優勢という完全に架空戦記と化している状況に加え、わが皇軍の装備の強力な事。38式、99式、98Kはともかく、ステン&トンプソン機関短銃、挙句の果てにブローニング三兄弟(水冷、キャリバー30&50)まで装備してるという凶悪さ。圧倒的に優位なはずの米軍ですら

「少し貸してくれないかなぁ・・・・」

とぼやいている始末。これが実戦だったら負けなかったろうになぁ(笑)

   
  ●新兵器

少し見づらいですが、ブローニング三兄弟の勇姿。
さすがにM2はでかかった(笑)

     

そうこうしているうちにゲームが始まりました。今回は映画『太平洋の奇跡』がモチーフになっているという事で、劇中エピソードを織り込んだシナリオで展開するようです。とはいっても、映画を見ていない私にとっては何がなんだかサッパリだったんですが・・・・(苦笑)
とりあえず、正式小銃は高すぎて手が出ないので、鹵獲&黙認代用のステンガンとモーゼル98Kを持って参戦です。

ゲーム自体は、撃ちあいがメインというものではなく、あくまでも映画の状況をモチーフにした展開なので、感覚的にはまったりとした展開になりました。加えて日本軍という事もあって、行進の最中には軍歌を歌おうという事になったのですが――

「じゃ、『元寇』歌おうか」

総大将の大佐殿(だったかな?)の提案に

「・・・・」

誰も答えられませんでした。さすがに若い年代の人には無理があるでしょう(笑) でも、すみません。いいおっさんの私もその歌知りません・・・・(笑)
次に出てきたのが『歩兵の本領』という歌。劇中でも行軍のときに歌われていたようですが、この歌はなぜか個人的によぉ〜く知ってます。なぜなら、小学校の六年間ずーと歌っていましたから、運動会などの応援歌としてね。もちろん歌詞は違いますが、メロディーラインはそのまんま。元歌が軍歌だと知ったときは驚いたものです(笑)

それはさておき、そんな状況ではあっても、基本的に遭遇戦といった感じなものなので、いつ敵に出くわすかわからないという緊張感は十分すぎるほどあふれておりました。

   
 
     
●日本軍

とりあえずは突っ込みます。鬼畜米英いかなるものぞ

  ●亜米利加軍

ほぼ全員。まさに少数精鋭といわなきゃならない(笑)

     

加えて戸惑ったのは、フィールド経験者&スタッフと顔見知りという理由だけで、現地徴収兵は水先案内人の"タガメ"上等兵に任命されてしまった事でした・・・・なんでや(苦笑)

最初の任務は、本隊と離れた別働隊として擲弾筒使いと敵をはさみ撃ちにかけようというものでした。本隊は、漢らしく正面突破攻撃をかけるので、我々はその裏をかくというまっとうといえばこの上なくまっとうな作戦でした。が、まっとうなればなるほど相手も同じ事を考えるもの。そりゃ同じ人間ですからね。という事で、別働隊であったはずの我々二人が敵の主力とゴッちんこしてしまったのでした。

そんなんありかぁ〜〜〜

初っ端からがこんな調子なものだから、その後ももうグダグダ。迂回行軍の道案内役に任命されたのはいいものの――

ここ、どこぉ?

先頭に立って見事に道に迷いましたとさ(笑) 多少地の利があるとはいっても、季節が変れば雰囲気も変ります。もうわかんないわかんない(苦笑) これが冬山だったらまさに青森第五連隊といったところです。しかも敵の待ち伏せ攻撃まで受けたりして・・・・結果は当然玉砕です。トホホ・・・・(苦笑)

基本、映画をモチーフにしているので場面場面の再現という事になってはいるのですが、そこは員数が逆転しているという現状に、どっちがゲリラだかわからない展開が待ち受けていたのでありました。なので、日本軍がアメリカ軍の奇襲攻撃をうけまくるというもう珍妙な状況だったのです。しょうがないよなぁ、この状態じゃね(苦笑)
そうして、火力的にも人数的にも圧倒的に勝っていたはずの我が日本軍が、少数精鋭の米軍にコテンパンにやられ続けたのでありました。

そのときに気づいた事。日本軍は南方防暑衣として半袖を採用していたので、当然それを再現する軍装をしておりました。(もちろん私のはナンチャッテですが 笑) 当り前ですが両腕素肌もろ出しです。相手はなかばゲリラで神出鬼没、撃たれるときはほぼ至近距離というオマケつき――フルオートの弾は痛いぞぉ〜〜〜お馴染み特大の虫さされ跡の出来上がりですぅ(涙)

そうして最後は行軍して米軍に投降というイベントで終了。そのときもやはり歩兵の本領を歌っておりました。覚えられたかな、みんな?

   
 
     
●最後の行軍

ここだけ見てればまさに映画そのもの。
でも、カメラの性能が追いつかず・・・・(苦笑)

  ●閉会式?

映画のラスト、投降シーンの再現らしい
うーん、はやくDVDでないかなぁ・・・・(笑)

     

と、以上で無事に本作戦も終了とあいなりました。
初めての日本軍でしたが、やっぱり一番違和感ない軍装(体格以外 笑)だけに楽しかったですね。相手も日系部隊という事で(苦笑) クセになる面白さです。

後は、もう少し装備を揃えたいんですが、やっぱり小銃が一番の問題だなぁ。うーん・・・・

 
 
 

☆☆☆ 今回の一枚 ☆☆☆

 
 
 
 
左の将校が手にしているのは軍刀。写りが変なのはカメラのせい(涙)
まさに――なところです。当然、検閲に引っかかりますな(笑)

ですが、まったくゲームと関係ないヤラセですからねぇ (爆笑)
気分は「一億人の昭和史」 でも自他共に認める不謹慎ネタだも(^ ^;

 
 
 

 

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