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その場の盛り上がりが、一種異様な様相を見せはじめたときでした。 「よーし、場も盛り上がってきたようだし、ここでビール早飲み大会やるぞぉ〜」 チーム対抗? どんな別け方だそりゃ? 不思議に思っていると、場の空気を察したのか、追加説明が入りました。
「各部隊別に代表一人出てくるように。VCと北べ、あと南べに25歩師、第四と・・・・あとどこだっけ?」 どうやら参加部隊対抗というようです。まぁ、南はいろいろ部隊があるんでカッコが付くのでいいんですが、我ら北側は正規軍と解放軍のくくりしかないんです。なんか寂しくね?(苦笑)
その上、なんと今回は今迄で最大派閥となった女性の姿もありました。こちらは参加部隊とは何の関係もなく、花を添えるという意味での強制参加なのであります。なんだか可愛そうではありますが、バ●共の中に入ってしまった身の不運を嘆いてもらいましょう(笑) 「全員ビール渡りましたね。それじゃ、始めっ!」 まだまだ序盤。参加者にも余裕があります。次々と缶を開けていく猛者ども。目指すはやはり優勝です。
が、ここに落とし穴があるのです。早飲みといっても、ワンチャンス・タイムトライアルではなくて、なぜかトーナメント戦だったからです。
そうして繰り返される事数回。徐々に人数は減っていきましたが、それ以上に肝心のビールが無くなってしまったようです。 「おぉ!? もうビールの在庫が少ないので、これで勝った人が優勝にします。優勝者にはご褒美がありますよぉ。 と、なにやら意味深長な言葉とともに決勝戦が始まりました。
「はい、優勝者が決りました。じゃぁ、これから敗者決定戦を行います。これでドベだったヘタレな人には、 ―― ソンナハナシ、キイテナイヨー!? ―― そんなGOD氏の言葉に、慌てたのは壇上に残されていた人達でした。 しかし、もう遅い。まな板の上の鯉の彼等には、何もできる事など無かったのです。 「ゴチャゴチャいわない。はい、スタートッ!!」 悪魔の一言で、最後の審判が始まりました。
普通ならば罰ゲームといったところで、そうたいした事がないものです。が、ここに関しては、そうもいってはいられません。相手はあのGOD氏です。何を企んでいるかわかったものではありませんし(苦笑) 唯一できる事は、一刻も早く飲み干して逃げ出す事だけです。それだけが助かる方法なのでした。
戦々恐々とした時間の中、早く飲み干したいという一念だけが支配し、必死にビールを注ぎ込むイケニエ――参加者たち。もう、見ている方は大笑い(笑) 大事なのは以下に早く逃げ出すか――生存本能にも似た反射的行動で、缶を空けた人から我先にと舞台を飛び降りていったのでありました。そうして運悪く残ってしまった最後の人 ―― 決りました。合掌 ――
勝者は、中央に急きょ設置されたパイプ椅子に腰を下ろし、敗者は隅っこに追いやられて罰ゲームの用意が始まりました。 その対比の凄かった事。まったく予想もしない事態でした。 なんと、罰ゲームとは即席SMショーだったのです。
GOD氏と一緒にいた謎の女性。ただ者ではないと思っておりましたが、やっぱりそうだったんですね。まさか本職の方だったとは・・・・前回といい、今回といい、予想だにもしない奇襲攻撃でした。 今回も参加費の元は取れたな(爆笑) でも、アダルト系やらないんっじゃなかったっけか・・・・(爆笑) 成行きは・・・・みなさんで感じ取ってくださいな。私にゃどうもできませんから・・・・(苦笑)
当然、シロウト相手ですから本気なわけはありませんが、生の迫力はなかなか凄いものがありました。 しかし、この大笑い罰ゲームの間中、 『 いいなぁ・・・・ 』 という声が、あちこちから密かに聞こえていたのは、激しくナイショ事項です(笑)
そうして、ある種晒し者には違いなかった二人が退場すると、お姉ちゃん再びタイムの到来です。 今度は、先刻の顔見せダンスとは違って、ノリノリ本気モード(なのかな?)での登場。
さすがに何もかもまではいきませんでしたが、それだけでも十分刺激には足りました。もちろん、それ以上を望む声はひっきりなしでしたけど(笑)
そんな中、お姉さんが勢いで脱いだ服を、どさくさに紛れてGETしたあげく、クンクンしていたのがウチのメンバーだったというのは、これまた激しくナイショです(爆笑)
そうした阿鼻叫喚のうちに、前夜祭のお祭は終わりを迎えたのでした。 もちろん、このまま何事も無いまま明日が迎えられるわけはなかったのですが・・・・ 続く・・・・ |
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