−− 終 後 −− |
南の大将を持ち帰ると、さっそくお馴染み尋問大会の始まりです。本当ならば総大将を連れてきたいところなのですが、さすがにそれは無理ですからね、いろいろと(苦笑) とりあえず、Chi大佐とやらをその辺に転がすと、現場にいた者全員での視姦プレイの開始です。もっとも、相手が男では、その気のない私などはまったく持って面白くのなんともないんですが・・・・そこは勢いという事で(苦笑) しかし、その間もうるさいうるさい。一時も休む間もなく、まるでマンシンガンのように叫び続けていました。まだマシンガンの方が弾が切れる分かわいいかもしれません(笑) 「放してくれ。同じベトナム人だろう。仲よくしようじゃないか」 「これはオレの本心じゃないんだ。嫌だったんだがアメリカにはかなわないんだ。わかってくれ」 「悪かった。本当に悪かった、謝罪する。なぁ兄弟」 「助かったら、アメ公連れてきて、お前らなんか皆殺しだからな!!」 おいおい、なんか最後はタテマエとホンネ入れ替わってますよぉ〜(笑) しかし、失笑交じりの生暖かい視線の中、彼はまだ諦めずに騒ぎ続けたのでした。 そのときです。いかにも待ってましたというばかりのタイミングで、これ見よがしに現れた人影がありました。そうです、新党指導員です。気のせいかいつもよりもニコニコ度がパワーアップしていたようでした。何か企んでいるのでしょう、きっと(笑) 「あぁ、久しぶりだな大佐」 おぉ〜と、カッコをつけての登場ですが、見事なまでの棒読みセリフですべて台無し。この辺りがベトベトクウォリテーなのでしょう(爆笑) 「昔は一緒に夢を見た仲だったんだが、残念だ」 「ワシには男色趣味は無い。変な事をいうな!!」 「オレだって無いわいっ。誰がそんな事いっとるかッ!」 もう会話がかみ合わないかみ合わない。周りにわき起こる失笑。
「あぁ、少しは情けをかけてやろうかと思ったが、そんな必要は無かったな。裏切り者には『死』あるのみだ」 南の大佐も負けてはおりません。もうお互いにいいたい放題。しかし、こちらがアカの犬なら、そちらは米帝のお荷物でしょうに(笑) で、しまいには、 「こらぁ、クソ米軍! 助けにこないかぁ〜 味方にまで吠え出す始末。なんだかもうボ●老人といった感じさえ漂ってきます。 「あーうるさい。こんなヤツに銃を使うのはもったいない。そうだな・・・・」 ぐるりと辺りを見回すと、 「コイツで充分だな」 と、近くに落ちていた太い枝を掴みました――ら折れました。腐っていたようです(笑) 気を取り直して、新しい物を見つけると、今度は大丈夫でした。もう枝というよりも棍棒といった感じがする代物でしたが。 「よ〜し、歯を食いしばれぇ〜」 ちょっと違うような気がしますが・・・・ま、いいとしましょうかぁ(笑) そうして、後年クメールージュが得意にしていた、撲殺という方法で決着がついたのでした。
が、これで終わりではありません。そう、真打ちの登場です。その人の名は、流行っぽくいうと『子供ベトコン』 わけもわからないまま連れてこられた最凶戦士の取る行動は、やっぱりひとつしかありませんでした パン パン パン パン パン 前回同様大人の思惑おかまいなしに、手渡された鉄砲を一気に前弾撃ちつくしたのです。さすが(笑)
こうして南ベの老将軍イジメは終わりました。 残すは大トリの最終攻撃――なのかな? 時間的には微妙な状況でしたけど・・・・も。 続く・・・・ |
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