−− 前 後 −− |
さぁ、とうとうビール早飲み大会がやってまいりました。一部の参加者にとっては、何よりもこれが一番の目玉イベントとなりつつあります。呑み助だから――という事ではなくて、まったく違う理由からなのでありましたが・・・・ 「ビール早飲み大会を始めます。優勝者はもちろん、敗者にも豪華特典が待ってるぞぉ」 そのセリフにどよめく一団。敗者に対する豪華特典――いまではすっかりお馴染みになった罰ゲームなのですが、一部の参加者にとっては、優勝よりも数段上の御褒美になってしまっているというのは公然のナイショなのでした。いまやこちら狙いの者が多いのではないかといわれておりますが(苦笑) そんな一部の奇妙な期待と興奮につつまれた群集の目前で、ついにそれは始まったのです。 「じゃぁ、我こそはという勇者は壇上に上がれぇ〜」 とたんに殺到する群集。
その中には、イベントを取材にきていた雑誌社の記者の方も混ざっておりました。さすがに、こちらは本当にビールが飲みたかっただけのようですけど(笑)
今回は、対抗戦トーナメント形式で行われる事となり、GOD氏の気分で選ばれたメンバーで競い合います。この手のイベントの常として、勝てば勝つほど辛くなる――というのがありますが、そこはそれやっぱりスキモノの集まりだから(笑) 「それじゃ開始!!」 無作為に決められた順番で競い合います。勢いよく美味そうに飲み干していく者、勢いだけで飲んでいるフリをしている者、勢いに任せて騒いでいるだけの者などもういろいろ。完全にお祭騒ぎにで物人も大騒ぎです。
そうして優勝者が決ると、続いて、いままでの敗者を一同に合わせて罰ゲーム対象者決定戦です。ある種これが裏の優勝決定戦だったりしてますが・・・・(笑) 「飲み終わった人から逃げ出してください。最後まで残ってたら知らないぞぉ〜」 GOD氏のにやけた脅し言葉と共に最終決戦開始です。罰ゲームがわかっているだけに、もう逃げたい人は必死。が、中にはそうでもない人もいたようで、座り込んだまま飲もうとしない人がいたのです。 「あれ? いいの?」 無言のまま全く飲もうとする素振りを見せない参加者に、さすがのGOD氏も不審に思ったようです。が、当の本人はまったくそんな事もなく、実にのんびりと構えていたのでした。狙ってるね(爆笑)
事実、結果として見事にその人が残りました。ま、確信犯ですから、当たり前の事でしょうけどねぇ(笑) 「それでは、なんだか狙っていたような気もしますが、敗者が決定しましたので、その人には罰ゲームの準備をしてもらいます。その間に優勝者にはダンサーのみなさんとのお楽しみで〜す」 と、恒例となった優勝者ウハウハタイムに突入です。
いやぁ、もうどっちが本当の御褒美なのかわかりませんなぁ・・・・(爆笑) その後は、今回の目玉イベントのひとつ、RPG(エアーガン)のプレゼント抽選会となりました。簡単に買える事のできない金額(自主基準)の物なので、会場のボルテージがまたまたヒートアップ。特に、我ら北側陣営で参加する者にとってはもう垂涎の代物ですから。ほんとにぜひ欲しいですぅ〜〜〜 「では抽選の方法は、ジャンケン――は面倒だから、受付のリストバンドの番号にしましょう。みなさん付けてますね? ないヤツはホンモノのモグリだぞ」 リストバンド――参加受付のときに渡される参加章。紙のクセにまず素手では切れないという代物。だから張り間違えるともう大変。初めてのとき、ついピッタリに巻いてしまい、えらい苦労した事を思い出しますねぇ・・・・(苦笑) ないッ!? しまった。着替えたら巻こうと思っていて忘れてましたぁ〜 ナンバーコールされていく中、慌てて車までダッシュとあいなりました。当たる事は無いだろうと思ってはいるものの、本当に万が一という事もありますからね。欲しいしRPG(笑) 「本当にいるのか、こんなに?」 それはGOD氏も同じだったようで、まったく無反応な現場の様子に、受付表を見ながら毒ずく始末です。が、いまさら止めるわけにもいかず、延々とナンバーコールを続けていたのでありました。これだったらジャンケンの方が早かったかもしれませんな(笑) そうして誰もがいいかげん飽き始めた頃でした。ようやく当選者が現れました。いいなぁ〜
で、その贈呈式のときです。記念撮影のポーズを求められて構えたその瞬間でした。事もあろうか、弾頭が落下してしまったのです。 総 員 爆 死 !! さすがです。本番前に我々を一掃しようとするゲリラ攻撃。味方も巻き込まれていますけどねぇ〜(笑)
なんて事をしているうちに、無事なんだかよくわからないまま、前夜祭のセレモニーは終わりました。
ついでに記録捏造DVDの撮影なども行われて、まだまだ盛り上がりが続いたまま、前夜祭最大のイベントといってもいい、狂乱の宴へと突入していったのであります。ええ、本当に大変な―― 続く・・・・ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||