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「開会式の時間を繰り上げますので、受付・弾側がまだの方は、速やかにお願いします」 まるで国境沿いに設置されたスピーカーだといわんばかりのバカでかいボリュームの放送で起こされると、寝不足と二日酔いで朦朧としたままベースキャンプへとたどり着きます。 清々しい顔をしやがって・・・・ と、思ったものの、結果はすべて自業自得なので何もいえません。スゴスゴとこちらも朝食にいたします。 と、すぐ脇に凄い物を発見。米軍の機銃陣地です。非常に凝った造りで、穴があったら入りたくなる習性から思わず飛び込みたくなりましたが、そこはじっと我慢の子。それにもまして、備え付けのM60に撃たれたい願望の方が押さえ切れませんでした(笑) しかし、ここはゲームフィールドではなくてセーフティだったので叶わぬ願いに終わりましたとさ、残念(苦笑)
そうして無事に朝食を済ませると、今度は弾側です。が、ここはもうほとんどフリーパス。毎度参加してますから(笑) そうして、開会式まで少し時間ができたので、出店ブースを冷やかして歩きます。 今回は、今までになく出店が多くて驚きました。事前に聞いていましたので、多少の軍資金は用意しておいたのですが、あまりの物量の前に役に立たず(苦笑)
そうしてブラついていると、なにやら珍しい物が目につきました。 「サイドカー?」 そうです。リペイントこそされていて綺麗でしたが、まごう事なき当時のオリジナル車両だという事でした。フレームの形からドイツの軍用ツェンダップタイプのように思ったのですが、相手は中国製。聞いてみると、ドイツのモデルをロシアがパクッて、それをさらに中国へ売却した代物だとか・・・・さすがです(笑)
なんて事をやっているうちに、ついに開会式が始まる時間となったのでした。 今回は、入場行進?なる物を行うという事で、各チームごとに分かれて待機です。 そのときでした。ひょっこりとMrキャンディー氏が現れたのです。 「もしよかったら、開会式でネタにひとつ絡みません?」 思ったとおりネタへのお誘いでした。まぁ、何やら隊長殿と話し込んでおりましたが、どうせロクでもない事なのでしょう。結果はオイオイという事で。 「では、閉会式を始めます」 今や定番となってしまった感のあるGOD氏の挨拶(笑)と共に、ついに開会式が始まりました。気持ちわかるけどねぇ(笑)
一世一代の晴れ舞台。 まさに、わが子を追いかけるパパママの心境でカメラを構えたその瞬間でした。聞き覚えのあるメロディーが鳴り響いたのです。一瞬なんだかわからなかったのですが、自分の携帯だと気づきました。 「こんなときに・・・・」 見ると、今日参加できなかったメンバーからのものでした。くぅぅぅ、こんなタイミングでイヤガラセしてくるかぁ〜 さすがはうちのメンバーです(苦笑) 思わず応答してしまったものの、相手はすぐに切りやがりました。完全なピンポンダッシュ携帯版です。おかげで写真、うまく撮れませんでした・・・・(涙)
開会式自体はいつものごとく、特に問題なく進んでいきました。が、そこはやはりただでは済まないのがここです。先ほどの密談の件もありましたし――やはり、ルール説明の被弾したときの寸劇で仕掛けられました。 「隊長が撃たれたぁ〜 人工呼吸開始!!」 人工呼吸? そんなルールどこにもありませんが・・・・不思議に思う間もなく、Mrキャンディー氏の合図と同時に被弾役の人が部隊員に抱えあげられると、一人が寝そべって構えたその上で上下に激しく揺さぶられたのでした。人工呼吸をするのに、される方を動かすのって・・・・できるわけないっての!(爆笑)
「聞いてないよぉ・・・・」 これにはやられている本人もビックリですよ。しかもうちら関係なかったし(爆笑) という今回の大ネタで、開会式も無事に(?)終了いたしました。
続いて部隊編成と陣地移動です。ま、こちら側はいつもの通り北正規軍と解放軍2部隊に別けられただけですけど(笑)
続く・・・・ |
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