−−  終  前  −−

 

今回の作戦は、特になし!! とりあえず、出合った敵を叩くだけという、非常にシンプルな作戦でありました。裏を返せば、ただネタが無かっただけといえなくも無いんですが・・・・(苦笑)

ともかく、フィールドを縦断するホーチミンルートを通り、進行してくるはずの米帝を迎え撃つべく展開します。解放軍の部隊が戦闘をしているらしく、遠くの方から交戦音が聞こえるなか、注意力散漫な我らが正規軍はひたすら前進です。

     
  ●前進、前進

まだ勢いがありましたが

     
 
 

前進です

 
 

なおも前進・・・・

 
 

おいっ、いったいどこまで行けるんだ?(苦笑)

 
 

そう、進んでいくのはいいんですが、まったく敵の姿が目につかない。あちこちから交戦音は聞こえるので、いる事は間違いないのですが。

「注意して行けよ。前進!」

さすがに不安になったのか、隊長殿の指示が飛んだ――そのときでした。

うわぁ

声の方を見ると、倒れている米帝の姿がありました。先制攻撃ができたとは幸先がいい。

     
  ●倒れた米帝

先遣員でしょうか。

     

これに気をよくした我々は、一気呵成になだれ込みます。

そのときです。先行していた者の足が止まりました。
突如わき起こる銃声。米帝傀儡軍の待ち伏せ攻撃でした。こっちのお株を奪うなんて汚いぞぉ〜〜〜(苦笑)

     
  ●反撃指示

撃たれてビビッてる同士を鼓舞しているだけでしたが(笑)

     

「前方のドラムカンの影にいて、進めないっ」

果敢にも反撃を加えながら同志が叫びます。道は一本、そこにあった遮蔽物を盾にして、米帝どもは束になってこちらを狙っていたのです。やはり先にポジションを取った方が強いですねぇ。もちろん、何より戦力差があるのはいうまでもない事なんですけど(苦笑)

イケッ、イケイケッ!

出される指示はただひとつ。これしかありませんね(苦笑)
口でいうのは簡単ですが、至近距離での雨のような攻撃はホント痛いんですよ。進めといわれたって、行けるものと行けないものがありますって。聞いちゃもらえませんが(笑)
しかしそこは男の子。

撃てぬなら、撃たれて魅せようNVA

しょせん我らはヤラレ役。という事で、一人また一人と無謀なツッコミをかけ、ことごとく散っていったのでありました(笑)

当然、何の成果もないまま部隊全滅!! お約束、お約束(笑)

     
 
     
●突撃 Before   ●突撃 After
 
これはもう予定調和といってもいいのでは。決まり事だし(苦笑)
     

さて、部隊も全滅した事だし、再編成のために戻ろうとしたときです。珍しく米帝が近づいてくるではありませんか。戦果確認というわけでもないと思ったら――違ってました。よくよく見てみると、先頭に立って進んできたのは先ほど捕虜になった特殊部隊ではありませんか。嬉しそうな彼等を先頭に、一般兵科の兵も続きます。
彼等は倒れた同志たちに駆け寄ると、なんと先ほどの仕返しとばかりに、イヤガラセを始めたではありませんか。

 

ジュネーブ条約違反だぞ!! 

 

むろん、我々も守っちゃいませが、そんなもん!(爆笑)

     
  ●米帝接近

なんだか見た事ある姿ですが(苦笑)

     
  ●負傷者回収

この辺は本物をそっくりな行動ですな。

     

死者&負傷者に散々悪行の限りを尽くして満足すると、彼等は再びブッシュの中へと戻って行ったのでありました。我々も部隊の再編成をするべくトボトボと戻っていたのでありました・・・・

     
  ●引き揚げ その1

帰りがけの駄賃で、やられた同志を足蹴にしてやがります。
なんて酷い、訴えるわよ(笑)

     
  ●引き揚げ その2

先刻と立場が逆転。
捕虜じゃないけど、やられちゃってますからね(苦笑)

     

「間もなく昼休戦の時間になるが、その前にもう一仕事だ」

戻れば戻ったで、相変わらず人使いの荒い党指導員長が待ち構えています。まるで追い払われるかのように再度出撃です。

しかし、いくら再出撃といったところで、多勢に無勢な状況に変わりはなく、ましてもうすぐ昼停戦時間ともなると、空腹もあってやる気はまるでナッシング。米帝どもの激しい攻撃に対して、相づちをうつように撃ち返すのがせいぜいでした(苦笑)

『早く時間になんないかな』

なんて考えていたときです。ついにその時間が訪れました。

『よし、これでひとまず休める』

誰もがそう思った――まさにそのときです。

このまま敵陣を強行突破。しないとメシ食えないぞ!

なんだってぇ〜〜〜!?

おいおいおい、ついさっき全滅喰らった相手ですよ、そんなの無理に決ってんじゃん。全員が顔を見合わせます。
無理に敵を突破しなくたって、キャンプサボイまで戻れば何の問題もないんじゃ・・・・

だからって指示が変る事なんてありゃしません・・・・わかってます、はい(涙)

もうなるようになれっ!!

倍以上の敵が待ち構えている一本道。引き金を握りしめたまま、一気に突っ込んでいくのでありました。

     
  ●食前アタック!

ひとえにゴハンが食べたいだけでした。
食物の恨みはすごいよ(爆笑)

     

結果は――いうまでもありません。あっという間に、我々NVAでの人体舗装道路が出来上がりましたとさ。トホホ・・・・

 
 
 

こうして午前中の作戦は終了したのでありました――

 

続く・・・・

 

 

終 後

 

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