−− 結 後 −− |
さて、とうとうこのイベント最大の見せ場、最終突撃となりました。 ただ、今回は攻守逆転。いつも我々が攻め入るキャンプツボイに陣取り、押し寄せる米帝傀儡軍を迎え撃つというシチュエーションです。史実と違った多勢に無勢。気分はもう第七騎兵隊ですわ。突っ込みもしなければ、敵方ですけどね(笑) 「各員、散開して迎撃準備」 隊長殿の合図の元、それぞれ思い思いの場所に布陣します。この場所に入植したのは初めてなので知らなかったのですが、けっこう深い塹壕があったんですね。これを辿って行くだけで敵陣までたどり着けそうなほどです。ここに重機を据えれば気分は第一次大戦のフランスですよ。そんな物ありゃしませんが・・・・(笑)
突っ込む事に慣れきっていて待ち受ける事に不慣れな一群は、土地勘もない中あちこちさすらうように居場所を探していたのでした。で、やっぱりみんな中央の大きな窪地に集まってしまうのでしたとさ(笑)
そんなこんなでウロウロとしていると、すぐ脇を米帝傀儡軍の長い隊列が移動して行きます。 「えー、我々は見えません。いいですか見えませんよ!」 先導するスタッフがいい聞かせてます。いわれなくても、見たいとも思いませんがね。その列のなんと長い事。なかなか終わらないその状況に、 「わかってたけど、すげー人数だなぁ」 思わず驚きの声があがったほどでした。いつぞやのヘリコ思い出してしまいましたよ。ま、実際目にしたらやる気無くなりますって、ホント。
なもんだから、ついつい立場を忘れて、その最後尾に混ざろうとしたのはナイショです(苦笑) そうして両軍の移動が終了し、後は開始の合図を待つばかりです。
今回は最初から特殊弾倉(カラ撃ち)を行うという事前通告がありましたので、初めて痛い思いをしなくて済むのかもしれません。米帝側が守ってくれるならですが・・・・ しばしの沈黙。緊張感が走ります。 「アメリカ兵の諸君、村を奪還するんだ。攻撃開始!!」 まるで、北朝鮮を愚弄する韓国軍の放送のような大音量で、攻撃開始の合図が下されました。 「おおー!」 とたんにわき起こる歓声。 「くるぞ、臨戦態勢を取れ!」 総員戦闘態勢を取ります。が、米帝傀儡軍は相変わらず進んできません。ここまでチキンなのもどうかと思いますが、これが現実なのよね――って感じです(笑)
「やっぱり、あのラインから出てこないか・・・・」 敵が数名ひっくり返った後、隊長殿が、みんなが思っていてガマンしていた事をつぶやきます。
「しかたない。こちらからしかけて行くぞ」 こう着状態が我慢できず、やはり最初に突っ込むのは我々ですか。勇士数名が米帝前線へと突撃を敢行しますが、当然成功するわけはありません。
が、それが合図であったかのように、いきなり米帝側の動きも変ったのでした。戦力に逐次投入という愚行を犯さず、一気になだれ込んできたのでした。
突っ込んできた敵に対して、こちらも全力を持って迎え撃ちます。各所で激しい白兵戦が繰り広げられ、両軍共瞬く間に死傷者の山が気づかれていったのでありました。
が、物量戦になってしまうと、さすがにこちらに勝ち目はありません。ロシアのスチームローラーならぬ米帝のヒューマンローラーによって、見事押しつぶされてしまったのでした。仕方ないやね(苦笑)
こうして、いつもの通りの結末で最終攻撃の幕は降りたのでありました。 その後、宣言を間違えることもなく無事に閉会式がはじまりました。途中、強制徴用されたと思わしき数々の品物のプレゼント大会なども行われて、今回のイベントは盛り上がったうちに終了となったのでした。
いやぁ、相変わらず楽しいです。次回もが楽しみですな。これはイヤだけど・・・・(笑) 追記その1 ひょんな事から、途中までの帰り道、京都から仕事で出張しているのにもかかわらず、ゲームに参加していたという豪気な方と一緒になり、思いもかけない交流が取れたのも楽しかったですね。しかの日本軍専門という事ですから、機会があれば今度詳しくお話を聞いてみたいものです。 追記その2 ○○に送ったら、きっと反戦活動につかえる! かも・・・・
★☆★ 今回のいい味大将 ★☆★ GOD氏のツッコミで生まれた、いかしたマスクの解放軍さん。リアルだともっとキモイのよ(笑)
完 |
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