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「米帝の先遣部隊、そちらに向かって接近中。迎撃されたし」
「よしっ、突撃ラッパだ!!」

今回、国営災害救助隊の現役(だったのかな?)ラッパ手が参加していました。ここは一発勇ましく音を響かせて――

プ、プフォォァ〜
「やっぱりかぁ・・・・」

勇ましさとは程遠いラッパの音を合図に出撃です。そこがまたいかにも我々らしいということで(笑)

     
  ●突撃ラッパ

やっぱり難しいようで・・・・(笑)

     

まづは米帝の姿が見えたという場所へと向かいます。道中も隊長殿のマイクから聞こえてくる馬糞(仮)やら牛糞(仮)やらの言葉に思わず失笑を浮かべながらも、静かに緊張感のない移動を行います。

     
  ●散開

情報の地点へ急いで――ませんね。のんびりしてます(笑)

     

「あ、見えた」

該当区域近くへと達すると、木陰の向こうにチラチラと見覚えのあるシルエットが浮かんでいます。確かに米帝の姿です。

「よし、ここはまず農民に様子を見に行ってもらう」

敵の姿を確認すると、党指導員長が作戦の説明を始めました。

「間違いなくいじられるから、そこへ颯爽と救出に向かう。さしずめ我々は騎兵隊といったところだな」

おいおい、騎兵隊じゃ国も違えば立場も違いますって・・・・しかも、相手には本家の末裔もいるんだし(苦笑) 個人的には義にあつい腹ペコ浪人の方がかっこいいと思うんですが、どちらにしても現状にはまったくかすりもしないんですけどね(笑)
なんてバカな事はおいといて、狙いは米帝の気をそらしその隙に接近捕獲という作戦です。

思ったとおり米帝のオモチャにされている農民たち。

 
     
  ●接触

先行した農民がやられてます。これを助けに行くはずが――

     

我々打撃部隊は、物陰から様子をうかがい攻撃のチャンスを待ちます。

     
  ●慌てて隠れる同志。

「アレ、やっちまうかぁ?」
「間違いはしょうがないもんねぇ」

といってたとか(笑)

     

よし、いまのうちに――と思ったそのときでした。

そこのクソ米軍ども。我々は北のセイショクキ軍――違った、性器軍だっ!!

いきなり響きわたる怒鳴り声。それで字も違ってるっ!?!(苦笑)
呆気にとられる我々を尻目に、叫び声は続きます。

さっさと国に帰って、おねーちゃんとパコパコしてろっ!!

おいおい作戦はいったい・・・・しかもなんだかエライお下品なんですが・・・・声の主を確認してみると、やはりあのチン同志でありました。地声でも充分に響きわたるのにもかかわらず、それでは飽き足らないと、どこからか挑発してきた拡声器を使い始めたからたまりません。大音響でシモネタ全開のアジテーションの開始です。そのうるさい事といったら。

誤射しちゃおうか!?

と思ってしまうほどでした。さすがにそこまではしなかった――ような気がしますけど、覚えてません(苦笑)

それは敵さんも同じだったようで、罵詈雑言の代わりに弾が雨あられと返ってきたのでした。もう作戦どころではありません。想定外の行動に慌てて身を隠します。

「何やってんですッ!?」
「いやぁ、楽しくってさ。
クセになるよな、これ(笑)」

クセになる。じゃねーだろぉ〜!!(怒)

しかし、このままではあちが空きません。なのでそのまま勢いに任せて突撃となりました。もうなんだかなぁ・・・・(苦笑)

しかし、こうなると強いのは我陣営。ノリと勢いに任せればもう怖いものなし。ゲリラだか正規軍だかわからない戦法で、どうにか米帝の先遣隊を退ける事に成功したのでした。とはいえ、元々こんな事をしなくても済むはずだったのに、まったく――と問題の主を見てみると、どこからか捕まえてきた敵兵を尋問しようとしていたところでした。が、なんだか面倒になったのか、いきなり拳銃を取り出すと、捕虜を射殺してしまったのでした。おいおい、国際条約違反だってば。まぁ、チン同志の存在自体が完全に戦争法規を逸脱していますから、どっちもどっちっちゃそうなんですがね(苦笑)

     
  ●捕虜虐待

いつもはやられる側だったから楽しそうでしたネ(笑)
奥のは、なぜかいる米帝の従軍カメラマン(爆笑)

     

とか何とかやっているうちに、新たな転進命令が本部から届いたのでありました。

 

続く・・・・

 

 

後 後

 

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