−− 終 前 −− |
昼休戦が終わると、武器弾薬および食料も充分に補給が終わり、温かく感じ始めた気候に昨晩の乱行のツケが頭をもたげ始め、だる〜い空気が一同を包み込んでおりました。 「なんか、もうよくね?」 比較的、年齢だけベテランが多いだけに、何かとまったりしたくなる時間帯です。 「どうせアメちゃんも動いてないだろーしさ」 が、そんな思いもおかまいなしに、休養を取った米帝どもは、なぜかやる気を出していたようです。ならば、当然―― 「カルビ村に米軍が迫っている。解放軍が防衛しているが劣勢らしい。出撃だ」 出 撃 命 令 キ タ ー !! 毎度のごとく敵に寄せこられる我が陣営。加えて、火消し役も火消しにならないのが我ら正規軍。もうなすすべも無いというのが実状ですよ(苦笑) しかし、行かぬでは済まないのもまた現実。ともかく、いざ鎌倉で向かいます。
そうして一進一退を続けていたときでした。不意に、目の前に大量の米帝の捕虜の姿が現れたのです。 「どうしたんだ?」 護送してきた解放軍が苦笑い。よくよく顔を見てみると、なんとなしに見覚えがあるような気がするのはなぜでしょう(笑)
ともかく、戦闘は一時中断。捕虜の一群を後方に移送して、お楽しみ尋問の開始です。ここでまたハッスルしていたのがあのチン同志でありました。 「さぁ〜て、誰から行くかなぁ〜」 もう好きにして(笑)
「よーし、お父さん頑張っちゃうぞ」 さっそく尋問開始です。とはいっても、やる事はしょせん捕虜イジリなんですけどね(笑) で、なんていっていたのかというと――(自主規制 笑)
そのときでした。不意に後方から人影が現れると、銃を乱射しながら突撃してきたのです。トラジマBDUを着込んだ特殊部隊の勇者でした。同じトラジマなら、ビキニのおねーちゃんの方が何倍も嬉しいのに・・・・そうならBB弾でも電撃でも喜んで喰らってあげるんですけどね。ヤローはやーよ(爆笑)
「おいでませホテルハノイへ。歓迎いたしますよぉ〜」 というわけで、いじる相手が増えた事でチン同志の暴挙がハイパー化してしまいましたとさ(笑) もう止まらない止められない。何かのCMのような状況に、我々一同も苦笑しながら見ているばかりです。
と、そんなとき、敵さんの背負っていた無線機が鳴りました。本部からの連絡のようです。我々とは違って、やっぱり立派な装備してますなぁ〜(笑) もちろん、返答のマイクを握ったのはチン同志。 「こちら本部、応答せよ」 ナニいってんだか・・・・(苦笑)
それはともかく、やりたい放題やって気が済んだと思われたそのとき、またも予期しない客人が現れたのでした。米帝のどっかの部隊です。捕虜になったというよりも、迷い込んできたという方が正しかったでしょう。しかしまったく戦意はなく、とても友好的な態度でありました。 「我々は敵だけど敵じゃない。仲良くしよう」 ニコニコしながらも妙にはぐらかしてきます。当然、ろくな事は考えていないようですがね(笑) 「ともかく、ちょっといい?」 そんなやり取りをしていたのは何となく記憶に残っていました。そうして、よくわからないまま何事もなかったのごとく立ち去って行った後の事でした。ある異変に気づいたのです。 「あれ? 隊長いなくね?」 そうです、いつの間にか隊長殿の姿が消えてしまっていたのです。そういえばさっき連れてかれてったような・・・・誰もその事態に気づいていなかったというのは情けないやら面白いやら(苦笑)
「どうしようか?」 何に飽きるってんだか(笑) ま、いないものは仕方ない。だからといってゲームが止まるわけでもなく、隊長殿不在のまま攻撃は続行されたのでした。 結果は ―― 察っしてください!(爆笑) 続く・・・・ |
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