−− 中 前 −− |
改めて作戦を建て直し、再度キャンプ・サボイ攻略を行うこととなりました。米軍が陣取っているというのではなく、南ベトナム軍が守備しているという情報からです。いろいろな意味でガチな連中が多いので、今回は楽勝だという事になったのでした(爆笑)
が、そこにたどり付までが大変でした。事もあろうか、あのジーンズ軍団がまたもや立ち塞がったのです。なんか、ほんのついさっき全滅喰らったような気がするのは気のせいでしょうか(苦笑) しかし、ここを突破しなければ先はないのです。ようは突破してしまえばいいんです、突破さえしてしまえば・・・・ね。 総員、全速力で駆け抜けろぉ〜!! そこは状況に臨機応変に対応――簡単にいえば逃げ出したのでした(笑) 勝ちにやり合ってもやられるのが落ちだからねぇ(苦笑) 適当に応射しながら逃げるように振り切ると、奇跡が待ち受けておりました。なんと、Gパン軍団がいなくなってしまったのです。なんとかなっちゃったみたい(爆笑)
そうしてカルビ村を通り抜けると、 「注意」 かにキャンプ・サボイの様子をうかがいます。
中の様子は――まったく平和そのものでした。米軍ならば緊張した雰囲気が漂っているのですが、そこはさすがに南ベです。警戒のケの字も見せておりませんでした。 「よし、一気に行くぞ。突撃!!」 隊長殿の合図で、展開していた同志たちが一気呵成に突撃開始です。 「うわっ、なんかきたぞっ!?」 完全に不意を突かれたというか、予定調和というか、南ベ軍はまったく即応できなかったのでした。ほぼ一方的な攻撃の末、珍しく目論みどおりの結果となったのです。勢いとタイミングが合えば我々は無敵ですから(笑)
めったにないワンサイドゲームに浮き足だった我々は、後はもうやりたい放題。残敵掃射の名の元に、手当たり次第に南ベ兵をいじり回します。普段自分たちが受けている行為だけに、もう止まらない止まらない(苦笑)
ひとしきり楽しんだ後、 「敵の反撃に備えろ。ここを守るんだ」 今度は敵の逆襲に備えて防衛指令が出されました。といったところで何ができるのかというと、特に何もなかったりするんですが・・・・ともかく、それぞれが思い思いに配置について待ち構えます。しかし、攻勢から守勢に変われば立場も変わります。勢いだけで乗り切ってきた連中が持ち堪えられるかどうかなんてことは、考えるまでもない事です。 「きたぞっ!!」 警報に身構えると、向こうにチラチラと敵の姿が見えました。応戦態勢を整えたそのときです。思いもしない方から先制攻撃を受けてしまったのでした。こちらも必死の応戦をいたしますが、到底かなうわけなどありません。いつもの通り数にモノをいわせた物量作戦(人海戦術ともいう)によって、瞬く間に蹂躙されてしまったのでした。
これぞまさに三日天下!!(笑) その結果が、親の因果が子に祟る――なんか違う――あぁ、因果応報だ(苦笑) 普段の悪行の報いが物の見事に返ってきたのであります。そう、あのチン同志です。 「あ、こいつチン●じゃないか?」 やられた後でも隠れていた(つもりだったらしい 苦笑)のですが、ものの見事に見つかってしまいました。当然、後はお決まりのフルコース。さんざんイジられておりました。しょうがないよね(笑)
かと思ったら、もう一方で人知れずアメリカ軍に連行されていってしまった人もいたのでした。
という事で、午前中の作戦は終了したのでありました。 続く・・・・ |
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